複素対数からみた位数部
log(-a)は真数が負の対数で、log a +log(-1)となる。複素空間で表すと、
となる。log(-a)+log b = log(-ab)となる。
log(-1)は位数にnが含まれるが、位数には必ず虚数が含まれる。すなわち、虚部は純虚数部と位数部からなる。(2n+1)πiのうちπiが純虚数部であり、2nπi=2πxが位数部である。次のように定義する。
すべての複素数には、実数部と純虚数部と位数部がある。
したがって、実数部をR軸、純虚数部をI軸、位数部をIs軸でものさす空間を張ることは理にかなう。